子供を伸ばすコーチング

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このショウインの最大の目標は、塾の名前の由来にもありますように、松下村塾の吉田松陰の「自立学習」にあります。

「自分で自分の目標を定めて自分で頑張る。」「自分が自分の力で自分の学力にする。」この教育思想は、残念ながら、現代の教育に忘れられたものとなりつつあります。

私たちはインターネットの利点を最大限に利用して、この自立学習のすばらしさを多くの子ども達に知っていただき、自分のものにして頂きたいと願っております。

勉強の目的を一緒に考えよう。

さて子ども達に勉強をさせる目的・理由は何でしょうか。

受験に備えて・学校の補習・留学・仕事に大切だから・趣味・・・etc。

勉強の目的は子ども達が生きる目的ではなく、上手に生きていくための手段方法を学ぶことではないでしょうか。

「勉強しろ、勉強しろ」と子どもに叱る前に、ちょっと子どもと一緒に、「勉強する目的ってなんだろうね?」って問いかけ、互いに自問自答してみてはいかがでしょうか。

本音で語ると、子どものほうがかえって危機意識を持っている場合もあるかも知れません。

案外気楽に考えたほうがいいのかも知れません。「自ら学ぶ」ことを身につけるためには、「周りからいわれるからやる」ではありません。

伝記を読んだり、素敵なものに出会ったり、「ハッと」した自分自身の感動で、これなら自分にもやれる、やれそうだと自分で気づいたときに、「自分で学ぶ」心が生まれ、実行されていくものだと思います。

心から誉めよう。

特に算数や数学は、まずわかるところから始めて下さい。学年に捉われてはいけません。「わかる」から「やってみよう」そして「やってみたらできた」というように、人間の本能でもある向上心が満足され、自分で学ぶことがますます楽しくなります。

親としての立場はこの状態を後ろから見守ってあげることでしょう。子どもが「お母さん、できたよ!」という言葉は、お母さんに誉められたいという気持ちから発した言葉です。

親は素直に、心から、すこしオーバーに「うわぁっ、すごいね。良く出来たわね。」と誉めてあげるべきです。

子どもと約束しよう。

子ども自ら、なかなか進んで勉強したがらないものです。勉強を嫌がること、勉強を目の前にして逃げたがることもしばしばでしょう。

ネット学習においては、いつでもどこでもマイペースで学習できる便利さが、いつでもできるという安心感で、ついつい遊び優先となる場合もあるでしょう。

自ら進んで勉強する目的がまだはっきりしていない小学生の間は、勉強の習慣をつけるためにルールを決めることも必要です。

勉強をしたくないから逃げるのではなく、決まりだからやらなければならないというようにルール化すると子どもも納得せざるを得ません。たまにはご褒美のルールも決めておくと良いかも知れません。

子どもを信じてあげよう。

子どもがテストで良い点をとってきたら大喜びし、悪い点をとってきたら子どもを叱る。子どもが勉強していたら満足し、遊んでいたら叱責する。これでは親失格です。勉強には「目に見える学力」と、「目には見えない学力」があります。

「目に見える学力をつける」とは、たとえば中学生でいえば、今度の中間考査で高得点を取れる学力をつけること。ところがどうでしょう。特に算数・数学や英語などでは、基礎学力つまり「目に見えない学力」がついて始めて「目に見える学力」として現れるのです。

わかるところからスタートするのは、実はこの「目に見えない学力」つまり基礎学力を確実なものにするためだったのです。もちろん「目に見えない学力」をつけている間は直接成績が向上しているようには見えないため、親としても大変心配な時期でもあります。

しかも「目に見えない学力」がつくまでに3ヶ月から6ヶ月ほどの時間がかかる場合もあります。この間、親は子どもを信じて、辛抱強く見守ってあげることが必要です。

時々学習履歴など子どもと一緒に覗いて、激励してあげることが子どもにとって何よりの励みとなります。子どもの一番の味方である親から信じられることが子どもへの一番の良薬となるのです。

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