60日間で成績を上げる勉強虎の巻

HOME > 60日間で成績を上げる勉強虎の巻

松陰先生

実は60日もかからないんじゃ。

60日というのは、この虎の巻をよんで、ああだこうだと考える時間もふくめてということなんじゃ。実際やり始めると1週間で、君の成績が上がりはじめるぞ。テスト前一週間でも間に合うかもしれないんじゃ。

この奇跡の方法は、君を「すごい人」にしてしまうんじゃ。

楽しく勉強すると伸びる。

「パソコン学習が効果的ってほんとうですか?」

勉強は楽しくやらなきゃダメなんじゃ。だってきらいだったら、長続きしないじゃろう。勉強はわかるから楽しくなるとよく言われるが、実は違うんじゃ。

「楽しく勉強するから、わかるようになってくるんじゃ。」

さあ、どうしたらきらいな勉強が楽しくなるか。かんたんじゃ。

「勉強をすきになればいい。」

好きな?パソコンを使って勉強すれば、勉強が好き?になるはずだ。

好きな先生が教える科目は、好きになって得意になるだろう。それと同じだ。

パソコンは他人を気にせずマイペースでじっくり取り組めるところがいいんじゃ。

問題が終わったらごほうびにゲームが出来るパソコン学習ソフトもあるようじゃが、これはあまりよくない。すぐに飽きてしまう。つまり勉強のしくみ、進め方がゲーム感覚で出来ているのが長続きしていいんじゃ。

学力の穴を埋めると成績が伸びる

特に算数・数学や英語は、とちゅうに学力の穴ができると、だんだんわからなくなるんじゃ。例えば小数の計算は、足し算、引き算、掛け算、割り算が理解できていて、始めて解きかたがわかるようになるんじゃ。

だから小数でつまずいている人は、そこまでの穴をうめさえすれば、小数の計算が得意になるんじゃ。計算の仕方がわかれば、文章題も解けるようになるぞ。

さあどうやってその虫食いの穴をうめるか。人によって違う穴を発見することが一番むずかしいんじゃ。

ショウインがコンピューターをつかっているのはそのためなんじゃ。コンピューターは、かんたんなところから順番に問題を出してくれる能力があるんじゃ。

頭がいい、わるいは関係ない

「頭のいい、わるい」は実は中学までの学習内容でいうとあまり関係ないんじゃ。「頭がいい」から「成績がいい」と言うわけでもないし「頭がいい」のに「成績がわるい」ひとがたくさんいるんじゃ。それではどうしたら「成績がよくなるか」、「テストの点数が上がる」か、これはコツさえつかめばいいんじゃ。

あまりムズカシク考えなくていいぞ。

勉強のコツを一言で言うと。

「アウトプット学習をしっかりやること。」なんじゃ。

これが最終結論なんじゃ。

「アウトプット学習」と反対の言葉に「インプット学習」と言う言葉もあるのでいっしょに覚えて欲しい。

まず「インプット学習」とは、先生から習うときに、黒板の文字を書き取ったり、先生の説明する内容を理解したりすることをさすんじゃ。

教科書に線を引いて読むこともこれに当たる。しかしまじめに授業を受けているにもかかわらず、テストの点数でいい点を取れない人がいるぞ。こんな人は「インプット学習」だけやって安心している人なんじゃ。いい点を取る近道は「アウトプット学習」をどれだけ上手にやっているかなんじゃねー。

わかってきたかなー。ここが大事だぞ!テスト前に教科書をさっと読んで、ノートに目を通すだけでは、いい点数は取れない。テストは鉛筆を転がして、三択クイズのように直感で適当に答えても、正解になる確率は低いぞ。これではいい点がとれるはずがない。

テスト問題は、おぬしらが引っかかりやすいように、落とし穴がたくさん作ってあるんじゃ。しかも穴うめ問題題は、自分の頭の中にあるデータから引き出さなければならない。だから穴うめの問題は、何も見ないで答えられる訓練をしておけばいいんじゃ。これをアウトプット学習というんじゃ。

一番大切なことは、インプット学習をやったらすぐにアウトプット学習で確認する。これで君も、「頭のいい人」と呼ばれるようになるのじゃ。

インプット学習→すぐにアウトプット学習

これがショウインの学習方法なんじゃ。

受験は夕食前に勉強する人が合格する

夕食の前に勉強する人は、あまりいない。だから受験生で他人に差をつけたい人は、この時間を有効利用するんじゃ。

それに別の効果があるんじゃ。30分でもよいから、夕食の前に勉強するとリズムができるんじゃ。夕食が終わって8時をすぎるとおもしろそうなテレビ番組のゆうわくが多いはず。特に受験生はこのゆうわくに勝つための「けじめ」がリズムによってできるんじゃ。

時々、学校から帰ってすぐに昼寝をして夜九時ごろ起きて、遅い夕食をとって、夜10時ごろから夜中の1時か2時まで勉強している人がおるが、これは絶対によくない勉強方法だ。昼寝をすると頭がボッーとして集中力が回復するのに時間がかかるし、夜中まで起きていると、次の日の学校でいねむりしてしまうんじゃ。まさに悪じゅんかんじゃ。受験生は早め早めに勉強時間をとって、夜はすいみんをたっぷり取る。これが合格のひけつだ。

ノートをぜいたくに使う人が伸びる

おぬしは、ノートにぎっちり書いて、ぐちゃぐちゃになっていないかな。これではミスがなくならないぞ。ノートはぜいたくに使うこと。少しくらいぜいたくに使っても点数があがれば、親からガミガミ言われないはずじゃ。特に算数や数学など計算問題などをノートする場合には、問題と問題の間隔をしっかりあけること。

たて方向にはノートの1行をあける、横方向は指を2本くらいあけると、とてもすっきりして、みなおす時にも楽しくなるぞ。ぐちゃぐちゃのノートでは見直す気持ちもおきないぞ。またノートは頭の中を整理する道具なんじゃ。

ノートの新しいページを開いたらまず、日付と科目、単元名をきちんと書くようにする。

算数や数学は、間違いノートをつくるとさらにいいぞ。まちがった問題だけをひろって、問題文と解説、答えをきちんと写し取るんじゃ。こうすればまちがった問題が、いつでもみなおせる。ショウインでは特にこの間違いノートをとることをすすめているんじゃ。

  • ノートはぜいたくに使うこと。
  • 新しいページは日付と科目、単元名を書くこと。
  • 間違いノートをつけること。

暗記は書いて書いて書きまくる

それでは少し、暗記ものの学習について教えるぞ。暗記が苦手という人、意外にたくさんいるな。小中学生は人生の中で一番、脳みそが暗記に適している時期なんじゃ。だから暗記が苦手な人は、脳みそが悪いんじゃなくて暗記の仕方がまちがっているんじゃ。

暗記ものは「目で暗記する」と思っている人がいるがこれは間違い。目で覚えて暗記したつもりでも、いざもう一度書けといわれると、案外出てこないことがある。暗記は、実は「体で暗記する」ことが大切なんじゃ。これはどういう方法かというと。目と耳と体(口と指)を使って暗記する。

すなわち、暗記することばを口で言いなが書いていくことなんじゃ。とにかく徹底して書くこと。これが大切。今、おぬしのべんきょう机の上に、自由になんでも書いても良よい白紙と鉛筆が常に準備してあるかな。

もしないならすぐに準備をして下され。書くことは脳に刺激を与え、記憶として定着するんじゃ。まず書くこと。これが勉強の第一歩なんじゃ。

暗記ものは関連して暗記する

暗記の仕方はわかったと思う。それでは次に何を暗記するか。

これもちょっと初めのうちは、迷ってしまうものだ。初めは特に重要なところ、例えば教科書の太字の部分だけでもいいんじゃ。大まかなところを関連して暗記する。頭の中をごちゃごちゃにして暗記しても正しい答えが引き出せないんじゃ。

頭の中にタンスを作っておいてそれぞれの引き出しに、関連した内容をしまっていくんじゃ。そうすると、この内容はここにしまっておいた、あの内容はあそこにしまっておいたというように、頭がスッキリ整理されるんじゃ。

ショウインは、絶対に暗記しないといけないものが順番に出てくるように仕組んである。そして何も見ないでアウトプットできて始めて次に進めるようになっているんじゃ。

消しゴムを使わない人が伸びる

消しゴムをつかわないことも大切じゃ。消しゴムは、まちがったところを消してしまう道具じゃ。勉強はまちがったところが大事なところなんじゃ。だから消しゴムで消さずに、大きく×を書いて、その横か下にもう一度書き直す。

こうすると、「さっきどこで間違えたんだっけ?」ということがなくなる。今度みなおすときに、前回のミスが確認できて、もう2度とまちがえなくなるぞ。

消しゴムを使うとノートがよごれるし、消す時間もかかる。間違いが多くても気にすることはまったくないんじゃ。むかしから「失敗は成功のもと」といって、間違えたところが多いほど、今度はできるようになるんじゃ。失敗をおそれないこと。

ミニ定規を使う人が伸びる

ミニ定規を使いこなすようになると、確実に点数が10点は上がるぞ。縦書きの計算式や分数の式、図形などはミニ定規を使って書くようにするんじゃ。定規を使えば、位取りがきちんと書けるようになる。

うっかりミスの多くは、この位取りによるものなんじゃ。また定規を使ってきれいな線が引けるようになれば、ていねいにものごとに取り組める能力が身についてくるんじゃ。だからノートに書くときには、ていねいに定規をあてて書くことが伸びるひけつじゃ。

ここまでよく読んでくださった。

この虎の巻に書いてあることを実行すれば、必ずおぬしの成績は上がるぞ。もしなかなかひとりで実行できないと思う人は、ショウインで勉強すればいい。

なぜならショウインはこの虎の巻の考え方を取り入れた学習方法だからじゃ!

60日間で成績を上げる勉強虎の巻:最新記事リスト

60日間で成績を上げる勉強虎の巻のカテゴリーには以下の記事がリストされています。

ぜひご覧ください。